くるくる回る蘭の花。

「ザ・インタビューズ」というサイトの中毒者です。

〈弟との会話・4〉 少年犯罪とコミュニケーション。――冷蔵庫に入る若者と過敏になったコミュニケーション。

(「弟との会話・3」の続き)

 

 ネットの話に戻るが、Twitterのことをバカッター、バカ発見機の様に言うらしい。昔このブログにも書いたが、コンビニの冷蔵庫に入った写真を撮って乗せる。線路で寝るとかは命の危険があるぞ。さらには食器洗い機に入り、その店の評判が落ちて店自体が潰れてしまったことがあるらしい。冗談では済まない。このことについて以前ブログに語ったこともあるが勉強した結果と弟の議論で更に理解は深まった。ネットを仲間内でやっているとその仲間だけを意識し、周りのことが抜け落ちてしまうというのが弟の弁で。俺の知識によると最近では仲間内以外の人間が背景のような存在と感じられる傾向がある、それはコミュニーケーションの劣化ではなく仲間内でのコミュニーケーションが過敏になったために周りに構う余裕が無いからだ(参考文献〈「非行少年」の消滅〉〈ともだち地獄〉)、ということになる。弟とが言うには、最近、Lineが流行っているおかげでそちらにそのような人間が流れ、ネットがわずかに平和になったそうだ。過去と現在の若者を比較すると昔の人間は、「他人に見られたくない」という意識が強く、今の人間は「他人に見られたい」という意識が強くなっているようだ。そして、若者文化の逆輸入、歳が上の層にも若者的感覚の人間が増えていく可能性がある。