乙女ゲーム感想「ブラックウルヴスサーガ ラストホープ」
乙女向けダークゴシックファンタジーADV。
いや、「乙女向け」って何だよって感じだが、そう箱に書いてある。
恋愛がついていないように、恋愛ものではない。
死病がはやったり、生きたままの人間をむさぼり食ったりする、CEDROがD(暴力、犯罪だけでセクシャルと恋愛はない)の暗いゲームです。
乙女ゲームと言うよりはアンベンチャーとして、しっかりおもしろい。
俺は地の文章がある、ADVは嫌いなんだが、
その嫌いな理由というのが「文章のレベルが低い」ってことなんだけどこのゲームはしっかりしている。むしろ地の文章があった方が良い。
好きなのはアルル。
何が良いって、声が良い。渋くて深い声、最高です。
やっぱ男の声はこうじゃなくちゃ。
他のどこが好きだったかというと、……ボイスだ。
……声が好みすぎてそれしか思いつかないっ。
ザラはバットエンドの「お嬢様がいない世界なんて滅びて的」なのがなかなか良かった。
……最近ヤンデレ好きになってきている気がする。
ネッソは性格台詞ともに一番ヒーローっぽい、キュンと来る台詞がたくさんありました。まぁ、兄だけどね! まぁ、お兄様には萌えるけどね!
そしてメインヒーローのラス。
一番好きな台詞は、自分を責める病んでる台詞、
「オオカミナンテ コノヨカラキエテナクナレバイインダ」
か、かわいいっ!
エンディング前の最後の章は最高にぐっと来ます。