くるくる回る蘭の花。

「ザ・インタビューズ」というサイトの中毒者です。

薔薇のマリア〈19〉読了っ

 薔薇のマリア〈19〉読了いたしました。

 

 さて、俺が一番愛しているライトノベルはこの薔薇マリなわけだ。そんな、作品が次回で完結だそうだ。さびしいぜ。この薔薇のマリアという作品は、五割の愚痴と、二割の狂気と、後、その他で構築されております。ライトノベルだと思って読むと、ダークすぎる展開にへばります。字がこれでもかと敷き詰められている様がラノベじゃない。このまったく売れる気がしない(いや、内容はすごいよ)ラノベ(?)がよくぞここまで続いたものだ。この巻も一気に最後まで読んだが、最後ちょっと失速したか……! てか、よく考えると、戦った、死んだ、合流した、の三言で説明できる内容だったな。うん、内容はどうでも良いんだ文章が心地良ければいいのだ。個人的には全巻の内容、「一週間ほど砂漠をひたすら歩み、常に後悔にさいなまれ、ひたすら愚痴を綴る」の方がおもしろかったぜい。うん、このあらすじを読むだけじゃ全く内容のおもしろさは伝わらないな。うん、この文章では、行替えを忘れた文字列がひたすら愚痴を連ねていくという、前作のおもしろさは伝わらないな。いや、おもしろいかそれって。おもしろかったけどな……、面白かったよな……? いや、面白かったけれども。

 

 薔薇のマリアライトノベルのキャラクター造詣で、海外のファンタジー小説のように緻密に世界が作られており、純文学のように美しくとも時には汚らわしい日本語で、出来上がっております。――あと、主人公かわいい。とりあえず、十一巻(俺的ベスト)を手にとって読んでいただきたいが、割と内容はつまらないことが多いことを覚悟していただきたい。

 

 

ネットでの文章離れとオレのプラモ。

 最近ネットでは文章離れが始り、写真だけでの投稿や交流が始っているようだ。それで、写真や動画のサイトをfacebookTwitterが買収しているらしい。文章能力の低下が懸念されるが、文章が書けない人でもネットに参加できるというメリットがあるようだ。

 

 そんなわけで俺も写真を載せるぜ。あまりおおっぴらにはしてないが、俺はの趣味の一つはプラモデルなのでその完成品を載せる。上から順に「壽屋 HMM 1/72〈ライガーゼロ〉」「バンダイ MG 1/100〈シナンジュスタイン var.ka〉」「バンダイ MG 1/100〈ガンダムアストレイ レッドフレーム改〉」というプラモデルだ。

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小説のタイトルを考えよう。「最強の農民」

 

 小説、「最強の農民」(自称勇者御一行と魔王を簡単にぶっ飛ばす農民の話)をどう書いていくか、登場キャラクターに会議させておくか。

「――と、言うわけで開始するわ!」

 どん、とブラックボードを叩く勇者。

「あ~、それ液晶ディスプレイですので、あまり力強く叩くと壊れるんで」

 戦士が注意。

「専門用語を使われても意味が分からないわ」

 勇者は田舎育ちの庶民なので機術には詳しくない。

「そんなことは今回の主題ではない。話を進めろ」

 魔法使いが急かす。

「では、議題その一、題名は〈最強の農民〉で良いのか?」

 勇者が司会進行する。

「最強の大根農家の方が良いんじゃないか?」

 生の大根をボリボリ食べながら農民が提案。

「大根はあまり重要じゃない気がするんだが……」

 魔法使いが否定。

「大、根、が! 重、要、じゃないだ、と!!」

 激怒する農民。

「はいはい、大根大根、重要重要」

 適当に宥める僧侶。

「題名になっているだけ妬ましいんですから。あまり文句つけないでくださいよ~農民」

 と、戦士。

「わかった、〈最強の農民 大根〉という風に、副題で良いだろう」

 やはり大根にこだわる農民、大根ジュースを飲みながら提案。

「それだと、主人公が大根みたいになっているわよ」

 勇者がつっこむ。

「本望だ」

 農民がきっぱり断言。

「本望なの!?」

自分の癖

インタビューズで自分の癖についての質問があったのを思い出し、

回答しようと思ったのだが見つからなかったのでここで書くぜ。

そういう自分のことしか書かないからつまらないだろうし

(だがそれが出来るからこそインタビューズやブログは楽しい)。

 

・〈手のひらを合わせる〉

女性の会話の聞くときに受けの姿勢を意識するための行動。

・〈指をクロスさせる〉

礼儀を意識しながら相手と会話するための行動。

・〈手を祈りの形にする〉

精神が高すぎるとき低すぎるときに精神状態を安定させるための行動。

・〈手のひらを二回叩き合わせる〉

現在続いている思考の中断のための行動。

・〈人差し指を顎に当てる〉

対人するときに人見知りを押さえるための行動。

・〈親指で人差し指をはじく〉

テンションを上げるための行動。

・〈顎を手で支える〉

攻撃的になるための行動。

・〈服の襟で口を隠す〉

文章を読むときにどんな文でも受け入れようとするための行動。

・〈左手で眼鏡のブリッジを押し上げる〉

テンションを上げるための行動。

・〈右手で眼鏡のブリッジを押し上げる〉

相手に攻められているときに精神安定を図る行動。

 

以上。

「弟との会話・5」ザ・インタビューズ。――集客の問題。

(「弟との会話・4」の続き)

 

 そして、ザ・インタビューズの話についても弟と話した。もし、俺がインタビューズに類似したサイトを作るとして、システム改善案なら一〇〇でも出せる。だが、どう集客するかどう利益を出すかが全くわからない。弟が言うには集客が難しいそうだ。すでに似たような部分をブログが担っており、ROM専が生まれづらい、まず最初に何をすればわからない、などの問題点があるそうだ。また、質問がメインの俺には思いつかなかったことだが、回答するのもハードルが高いそうだ。俺が思いつかなかった弟のアイデアだと自分のページの閲覧数が表示され方が良い、というものがあった。

 

 他にもオタク文化の一般への広がりや、現在売れる本の傾向、男女の恋愛観の違いなど色々話したがこの文章も3000文字に達し(←ちなみにここの時点でちょうど3000文字)疲れたのでここで筆をおろす。

 

〈弟との会話・4〉 少年犯罪とコミュニケーション。――冷蔵庫に入る若者と過敏になったコミュニケーション。

(「弟との会話・3」の続き)

 

 ネットの話に戻るが、Twitterのことをバカッター、バカ発見機の様に言うらしい。昔このブログにも書いたが、コンビニの冷蔵庫に入った写真を撮って乗せる。線路で寝るとかは命の危険があるぞ。さらには食器洗い機に入り、その店の評判が落ちて店自体が潰れてしまったことがあるらしい。冗談では済まない。このことについて以前ブログに語ったこともあるが勉強した結果と弟の議論で更に理解は深まった。ネットを仲間内でやっているとその仲間だけを意識し、周りのことが抜け落ちてしまうというのが弟の弁で。俺の知識によると最近では仲間内以外の人間が背景のような存在と感じられる傾向がある、それはコミュニーケーションの劣化ではなく仲間内でのコミュニーケーションが過敏になったために周りに構う余裕が無いからだ(参考文献〈「非行少年」の消滅〉〈ともだち地獄〉)、ということになる。弟とが言うには、最近、Lineが流行っているおかげでそちらにそのような人間が流れ、ネットがわずかに平和になったそうだ。過去と現在の若者を比較すると昔の人間は、「他人に見られたくない」という意識が強く、今の人間は「他人に見られたい」という意識が強くなっているようだ。そして、若者文化の逆輸入、歳が上の層にも若者的感覚の人間が増えていく可能性がある。

〈弟との会話・3〉 若もの○○離れと文章力の低下――ネット、ゲームから離れる若者と、漫画でも読めと言われる文章力。

(「弟との会話・2」の続き)

 

 頭が良いか悪いかは文章力が重要だよね、となり、最近の若者の読書離れについて話したのだが、若者は「若者の読書離れ」「若者の車離れ」「若者の酒離れ」「若者のパチンコ離れ」「若者のテレビ離れ」「若者の科学離れ(ただし理系進学が多い)」「若者の~」と離れまくっているらしい。じゃあネットとゲームかっ!? というと「若者のネット離れ」「若者のゲーム離れ」というもののあるらしい。いったい若者は何にくっついているんだ! 

 

 

 読書離れに戻す。昔は「新聞など低俗なものは読まずハードカバーを読むべき云々」と言われていた。だが今は「漫画でも良いから読め」となっているらしい。昔の高校生が書いた文章は今と比べものにならないほどしっかりとした文章だそうだ。そういえば、学校で出される読書感想文は読書離れを加速させるらしい。若者の文章力の低下。最近の若者は内的感覚での付き合いが多く自分の感情を文章で表すのが苦手だというのも関係しているかも知れない。教師に叱られて反論したいが反論の言葉顔もいつかずついナイフで刺さしてしまったいうこともあるそうだ。ネットなどで文章を書く機会は増えたはずなのになぜなのだろう。若者の文章力がなぜ減ったのか、若者はなぜ文章を読まなくなったのか、議論したが結論は出なかった。