くるくる回る蘭の花。

「ザ・インタビューズ」というサイトの中毒者です。

ザ・インタビューズ「児童ポルノ法改正」

「単純所持やサイトの検閲、漫画・アニメの規制検討という多くの問題を抱えた「児童ポルノ規制法改正案」について、どう思いますか? 」

 

“ えーと、児童ポルノ法改正案についてこの質問で知った程度の人間ですが、個人的な考えを書かせていただきます。

 

 まず、俺の知識を引っ張り出してくると、アダルトビデオやエロ本が流通しだしてから、「日本の性犯罪は減っています」。(出典 光文社「2円で刑務所、5億で執行猶予」 浜井浩一 )。そもそも日本では性犯罪の件数がアメリカに比べて10分の1です。(出典 筑摩書房「日本の殺人」河合 幹雄 )。

 

 現状は間違っていないはずなのです。 「児童ポルノを規制すれば犯罪が減る」という前提が間違っているような気がします。そもそも、性犯罪という物は滅多に起きていないのです、滅多に起きていないからこそニュースで騒がれるのです。日本の安全神話は崩れておらず、日本が海外を上回っている問題は「自殺の数」です。

 

 犯罪というのは犯したくて犯すものではないと思います、犯罪を自ら選択するのではなく、それ以外の選択肢が無くなったときに犯罪を犯してしまうのです。ですから、児童ポルノを規制すると言うことは「漫画やアニメで性的欲求を解消する」という選択を無くしてしますので。逆に犯罪を犯す人間が増えてしまうのでないかと思います。

 

 犯罪、自殺は追い詰められて選択肢がない人間が犯すものです。法律を改正するなら、人を拘束する法ではなく、人に選択肢を与える法律を作るべきなのです。それが俺の考えです。”