くるくる回る蘭の花。

「ザ・インタビューズ」というサイトの中毒者です。

俺が目指している成功した人生とは「現在進行形の成功した人生」

――さて、「成功した人生」についての俺の考えを書こう。良い大学に入って、良い会社に入る、そして、幸せな家庭を作る。それが成功した人生だという人もいるだろう。名をはせテレビに出るような有名人になるだとか、笑顔で死んでいくとかそういうのを幸せな人生だという人もいるだろう。

 

 俺は中学から不登校になり半ひきこもりニートで精神もおかしく、これから就職の当てもない。これは成功した人生だろうか? 俺はこれを成功した人生だと思っている。最近ではインタビューズの皆に出会えてさらに成功感を深めている。いじめられて不登校にならなければ俺はインタビューズに出会っていなかっただろう。だから、俺をいじめていた人たちに感謝しているくらいだ。

 

 俺が目指している成功した人生とは「現在進行形の成功した人生」。将来笑って死ぬ時には人生は成功している、作家デビューしたときにも人生は成功している。そして、それが叶っていない今も俺の人生は成功し続けている。

 

 将来の成功も信じているが、それを思う今の成功も信じている、それが俺の成功し続ける人生だ。俺には今を感じる力しかない、21年生きてきたとしても、21年間を体感できるわけではない、21年間の記憶があるだけだ。21年間の記憶とこれからの未来を思う今一瞬があるだけだ。苦しみがたとえあったとしても、それはいずれ――いや、一瞬で過去になる、「今、俺は幸せだ」と「俺の人生は成功し続けていると」思うときには、全て過去の記憶でしかない。記憶は記憶、記憶に物事を判断する力はない。今、一瞬、俺が俺を信じればいい。それだけで過去も未来もどうにでも出来る。

 

 俺は今一瞬を生きている。一瞬、一瞬ごとに成功を信じればいい。成功を疑う一ヶ月や一年があったとしても、それが過去となった今、一瞬、成功を信じるだけで「現在進行形の成功した人生」を作り出すことが出来る。俺には一瞬を思う力しかない、一瞬の思いが俺の全てだ。今、過去を思い、今、未来を描き、今、判断を俺は下す、俺の人生は成功していると。そう思っている間、一瞬の中に過去と未来が内包され、成功し続ける人生が実現される。

 

 

 今一瞬、俺は「人生は成功していると」と思っている。俺は成功を疑う過去を知り、成功を疑う未来も見える。だが、今、それらすべて知り見ている俺、全てを認識している俺、全てを内包している一瞬の俺は、成功を信じ続けている、成功し続けている。これが「成功し続ける人生」だ。