くるくる回る蘭の花。

「ザ・インタビューズ」というサイトの中毒者です。

詩人(自称)です!

 自己紹介の時に、「小説家(自称)、詩人(自称)です!」とか答えようとか思っている俺だが、最近詩を書いていなかった。

 でも、cimacoxさんに感化されまた詩を書き始めることにしました。

 

 インタビューズの「単語から連想グループ」に届いている単語を、過去の奴から全部詩にしてやるぜ。

 

まず「空」

 

“ 〈建前の照明を消せば〉

 

 建前の高層ビルが建ち並ぶ 町中を

 建前の仮面を被った人たちが歩く

 同じような白い仮面を被った人たち

 誰が誰だかわからない

 

 増築ばかりの 建前の 街並みを歩く

 一人の人間が 狭い 狭い 空を見上げた

 仰ぐ先には 空を隠す白い雲

 同じ色した 仮面を 被った人間

 「どうせ黒いものが隠れているのさ」

 呟いた

 

 夜 その人間が 見上げれば

 黒い黒い 漆黒が広がっていた

 「思った通りだ」

 呟いた

 

 建前の街並みが無くなれば

 余計な照明が無くなれば

 

 その宙に散らばる 無限の輝きが見えるのに”

 

(建前で自分を飾っていい人に見せると、個性は消えちゃう、みんな同じ。建前を無くすとそりゃ悪いところも見えるけど、その奥には無限に広がる個性があるよ、っていう詩)